めだかボックス(カラー版)がおすすめです!
『めだかボックス』って?
『めだかボックス』を知っている方ってどれくらいいるんでしょうか。『めだかボックス』はちょうど僕が中学生の頃にジャンプに掲載されていたので、当時ジャンプ読者層年代ど真ん中だった僕は実は結構読んでました(年齢がバレる。。。)。これ、アニメ化されて2期も作られているほどですがジャンプのおすすめ漫画みたいな特集とかでは結構スルーされている気がします。気のせいかもですが。。。
「〈物語〉シリーズ」で有名な西尾維新先生原作で、ヒットを狙ったような要素が結構散りばめられています。ただ、西尾先生らしいですが、ウケを狙っていることをメタとして作中で扱っているためにいやらしさがなくなっています。そういうメタネタが好きかどうかでも好き嫌いは分かれてしまうかもしれません。思い返してみると僕は結構メタネタが好きですね。昨日紹介した『さよなら絶望先生』もメタネタだらけですし。
僕は結局アニメも見てないし小説版も読んでないのでそんなに熱心なファンでもないですが、ジャンプを読んでいた時期はずっと追っていましたし、紙と電子書籍で全巻読んだことがあり(紙は売ってしまいましたが。。。)そこそこファンではないでしょうか。
ちなみに、僕はだいたいの作品の「そこそこファン」です。作品によってはケンカになりますねこれ。
なぜカラー版がおすすめか
紙版を売ってしまったとはいえ、電子書籍で全巻買い直すか悩んでいます。というのは、初めて電子書籍でマンガのカラー版を買ってみたのですが、『めだかボックス』カラー版は素晴らしい出来なんです!マンガにおけるカラーの意味
ジャンプでもサンデーでも、売れてるマンガは巻頭カラーやCカラーをもらえます。なので、好きな作品がカラーもらってると編集部に推されてるんだな、人気あるんだな、と思えます。さて、カラー版というのは、普通白黒であるマンガの全ページに着色したものです。つまり、全ページがカラーです。ジャンプ掲載時に読んでいた好きなマンガだと、当時この作品がカラーをもらったときのことを思い出しながら読めて、作品の内容と関係なく嬉しさがこみ上げてきます。
『めだかボックス』のカラーはクオリティが高い!
ジャンプコミックスではカラー版の電子書籍はいくつかでています。ググるとJネットワークスさんなどデジタルコンテンツのデザインを行う会社などが着色を担当されているようです。作者自身がどれほど着色に関わっているのかはよくわかりません。『ONE PIECE』とか『NARUTO』とかは作者が忙しくて全作品のカラーのチェックなんて到底できないと思います。とはいえ、これらもかなりキレイにカラーは塗られています。『ONE PIECE』カラー版は62~65巻を買いました。『めだかボックス』カラー版は作画担当の暁月あきら先生自ら色塗ったんですか!?と思うくらいカラーがキレイです!ジャンプ掲載時にカラーだったページとあとからカラーにしたページの見分けが全くつかないほどです。
僕はマンガを原画をできるだけ再現した状態で読みたい派なのですが、『めだかボックス』カラー版は暁月先生が全ページカラーにしていたらこうしていただろう、と思える出来栄えです。『めだかボックス』はおそらくデジタル作画なので、着色する人が色を塗りやすかったというのもあるかと思います。
カラーで大事なことは背景色とか集中線とかの色だと思います。キャラの気持ちに合わせた背景色でコマが塗られていると気持ちよく読むことができます。『めだかボックス』はジャンプに載っていたときからそれが上手だなと思っていました。時々背景の描き込みが多すぎて読みづらいマンガがあるので、『めだかボックス』はカラーを上手に活かしているなと思っていました。